復習のプロになろう(第5回)
模擬テスト直後に復習用のマークをつけよう
復習用のマークの例
◆ ケアレスミスをして間違えた
△ 答え(単語,公式)が思い出せなかった
× 解き方が思いつかなかった
復習するときには,ケアレスミスで間違えた問題より,解き方を思いつかず,間違えた問題に時間をかけるなど,マークの種類に応じた復習を心掛けよう。
模擬テストの採点結果や個人成績表が届くのは,受験してから約2週間後。これらが届いたときに効率よく復習するために,テスト直後に解答と解説で答え合わせをし,「復習用のマーク」をつけよう。復習用のマークをつけておくと,どのような復習が必要か,時間が経ってもあとで振り返ることができる。例えば,下のルールで,問題番号の横にマークをつける。マークは自分がわかるマークであれば,なんでもOKだ。ただし,テストを受けてから時間が経つと,なぜその問題を間違えたのか思い出しにくくなるので,模擬テストが終わったらできるだけ早くマークをつけよう。
採点結果・個人成績表が届いたら
「得点率」をチェックしよう
第4回で,間違えた問題でも優先順位をつけて復習しようと説明したが,そのために必要なのが得点率の情報。自分が間違えた問題のうち,どの問題を優先して復習するべきか,判断しよう。
「モシあと」をチェックしよう
模擬テスト受験生応援サイト「モシあと」では,今回の五ツ木の模擬テストの得点アップのポイントを教科別に解説している。「モシあと」の得点アップアドバイスは,「どの問題が得点できなかったのか」というデータをもとに,成績アップを目指す受験生に向けた具体的なアドバイスだ。過去問や問題集ではわからない,五ツ木の模擬テストだからこそ可能なアドバイスはとっても価値がある。成績表が届いたら必ずアクセスして確認するようにしよう。
今回のまとめ
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テスト直後に,どのような復習が必要かマークをつける
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成績表が届いたら「モシあと」をチェックする
第6回はいよいよ最終回。「五ツ木の模擬テストをどのように復習するか」について詳しく紹介する予定だ。お楽しみに。
模擬テストの結果に合わせて,あなたの弱点を補強する「五ツ木プラス」で効果的に復習しよう