僕からは,志望校に合格するための勉強方法をアドバイスします。
僕は,もともと受験に対しての意識がとても低く,内申点が受験に関わるようになってからもテスト期間以外まったく勉強をしませんでした。9月に受けた五ツ木の模擬テストで,第一志望の高校はE判定。合格は絶望的というなか,部活も10月ごろまで行っていました。
そして,受験勉強を始めたのは11月後半。2学期の期末テストの2週間前くらいからです。塾にも通い始め,崖っぷちからのスタートとなりました。そこから僕が意識し始めたのは「量と質のバランス」です。量を確保するための方法はとても簡単。毎日の勉強です。それ以外はありません。塾がない日も自習室に毎日通い,とにかく勉強していました。休んだ日数は合計で1週間にも満たないと思います。
そして質の話になりますが,まず僕は受験勉強を本格的に始める前に,模擬試験を行いました。その結果を見て自分の苦手教科,単元をすべて洗い出すためです。苦手がわかったら,それに特化した問題集を解きました。僕は,社会の点数が他教科よりもとても低かったので,一問一答で流れを掴み,記述の対策に力を入れました。
また,受験一ヶ月前からは,社会と理科の勉強しかほとんどしていませんでした。社会と理科は知識量に左右されるので,受験前日からでも点数が伸びる可能性が大いにあると思ったからです。英語,数学,国語は模擬テストで理解を深め,普段の勉強は社会と理科の一問一答と記述を詰めていく。この方法で僕は,受験前に受けた模擬テストで第一志望の高校のA判定を出すことができました。
高校受験の勉強は,どちらかと言えば量が大切だと思います。11月後半からでも諦めずに,毎日の勉強を質高く欠かさず行いましょう。
また,五ツ木の模擬テストは本番の空気に慣れるのにとても有効です。結局,受験でいちばん大切なことは,試験会場で普段通りの力を発揮することですから,模擬テストを積極的に受けて,雰囲気に慣れつつ,自分の実力を定期的に確認していきましょう。そうすれば,合格への道がだんだんと見えてくるはずです。
最後に,ここで言いたいのは,11月後半まで勉強しなくてもいいということではありません。勉強があまりできていない状態で受験が近づいてしまっても,諦めずに自分の可能性を信じてほしいということです。そんな思いを,自分の体験談も交えながらみなさんにお伝えしました。参考になれば幸いです。頑張ってください。
K高校 K.M.センパイ
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